講演〜2月は2回

エスペーロ能勢

2月29日(土)
昨年、おなじ能勢町の里づとさんに、車で訪れたことがありました。古民家を改装したカフェ&ギャラリーで、スペースをお借りしてAWEPがアジアの布展を開催しました。能勢町は大阪府の北部、兵庫県との境に位置する町。初めて一人で兵庫県を横断して大阪府に車で入りました。いけるな、と小さな自信をつけ、今回も車で訪れることにしました。

下道を運転すること2時間10分。メインの通りから細い道を入り、畑の横に懐かしさを感じるような民家。エスペーロさんです。夫さんは、畑で焚き火をしていました。こんにちは。

能勢町のエスペーロ能勢さん
暖炉があって素敵なスペースです。店長の夫さんが改装を手がけたとか。
講演前に、地元産野菜いっぱいのランチをいただきました。
新型コロナウィルスの感染拡大に外出自粛のムードの中、どれだけ人が来てくれるのか心配をしていましたが、蓋をあけてみると11名。
コタツを囲んでのほっこり講演は2時間。
ネパールに仕事で頻繁に通われている方や、BEPALの元編集者のライターの方など、もいらして、これからのご縁が楽しみになりました。

帰りは野菜などのお土産をいただいて、またゆっくり加古川へと帰ってきました。











枚方市立西牧野小学校

2月28日(金)
ちょうど前日、首相が小中学校に一斉休校を要請したため、翌週からの休校が決まった同校。授業はキャンセルされるかもしれない、と思いましたが担当の先生が校長先生に掛け合い、予定通り開催。まず担当のM先生の熱意に頭が下がりました。
さて、児童は40名。翌日から休みということで、最初そちらに心はいってしまっているとようでしたが、写真を見せたり、製品を見せたり、世界の状況をお話したりしていると、しだいに私をみて聞き入ってくれました。

そもそも、ものの価格がどのように決まるのか、そんな基本的なことも多分教わってないでしょうが、それでも作っている人と、それを運んでくれる人、それを買って使う人、それらの人たちがどのようにつながっているのか、買う人の重さをできるだけ身近に感じられるように説明しました。最後に、世の中の仕組みは力のある人、権力を持つ人、お金を持つ人、そんな人たちが影響力をふるって作っている、だから世界の端っこに追いやられた人のにとっては生きづらいことがいっぱいあるけれど、そのままじゃ世界は変わらない、生きづらいなと思う人たちが連携して声をあげないと変わらないよ、と。子供たちはシーンとなっていました。心に届いたかな。

初めての小学校での授業。どうしたら彼ら・彼女らにわかりやすく伝わるか、考える緒を与えられるか、そんな勉強になりました。
ありがとう。

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