さらりとピアノを弾く長谷川住職 |
持っていった企画自体は、結局ここで行うことを取りやめたのですが、それよりも住職とのお話がおもしろかった。
住職はクラシック界では世界で著名なコントラバス奏者。住職が理想の音響をもつハコを作ろうと自坊に誂えたのがこのホールでした。
普通のグラウンドピアノがまるでスタンウェイのように響き、コントラバスがなんとも成熟した音を染み渡らせる。素晴らしいハコでした。
同行した倶楽部の代表と、ここでなにかやりたいね、と妄想構想が頭の中でスパークしました。
アンプなしの生音がこんなに生き生きと広がるなんて心が弾むような気分です。
住職の技量にもあんぐり。ピアノをさらりと引き、コントラバスの弦を弾くと世界が広がる。これがプロ、というものなんだと実感しました。
これまでにこのホールでは180回を超える室内楽のコンサートを開いてきたとか。
ホールの壁には名だたる世界中の演奏者の写真やサインが展示されています。これだけでも一見の価値あり。
いちご大福とコーヒーをいただき、1時間ばかり。寒い夜でしたが、丁寧に時間をとっていただき、とても刺激になりました。
ちなみに教信寺は天台宗の古刹。1200年の歴史を誇る名寺です。
https://www.facebook.com/haus.konzert.musik.verein.saal/
ナポレオン時代のコントラバスなど |
記念写真ぱちり! |
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