2月の読書〜11冊まできた

2月の読書

今年8、9冊目はやっぱり内田洋子さん

『もうひとつのモンテレッジォの物語』方丈社、2019年
前作のモンテレッジォ 旅する本屋の小さな物語の続編ですが、写真がふんだんに盛り込まれていて読むより見る作品。それに素晴らしいのは、モンテレッジォの村の小学校の子どもの作ったモンテレッジォの村の歴史の絵本と合わせ本になっているところ。モンテレッジォの小学校と東京の小学校を結び交流したところも内田さんの行動力。

『イタリアからイタリアへ』朝日新聞出版、2016年
は紀行エッセイ。軽やかでなんだか年を重ねるのもカッコいいよねーって思える。

10冊目はヘイトスピーチを取り上げた本。

八木晃介『ヘイトの言葉はこうしてつくられる』批評社、2019年
元新聞記者で社会学者の八木さんは、ヘイトスピーチの背景と社会的な意味を解きながら、解決の鍵は第三者のふりをするマジョリティという。他、部落差別、吃音者の方への差別の問題も取り上げる。学術書というよりエッセイ。さらっと読みやすい。

11冊目はホッとイタリア。
内田洋子『イタリアのしっぽ』集英社、2015年

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