運行休止の裏は安全第一だけか

7月の北大阪の大地震、同じく7月の線状降水帯による水害、そして8月大型台風の直撃による風雨。

記録的な暑さ、記録的豪雨など、日常生活を大きく阻害する被害に繋がる自然現象が増えている気がする。

先の3つ災害の影響で、通勤の足、電車によるアクセスに非常な困難を来した。
無謀な運行で社会から強い批判に晒されたせいか、最近は予防的に運行休止にすることが多いJR。運行再開まで時間が非常にかかる。
安全のために慎重になっている、というのは確かにある意味そうだろうと思う。
ただ、それだけで運行休止が長引いているのだろうか。
ITを含め高度化している技術を生かした輸送技術はJRの自慢だろう。
なのに、倒木が線路に横たわっただけで、なぜほぼ1日運行できなくなるのだろうか。
しかも運行情報は実際の運行状況とは異なっているとユーザーから数々の指摘がツイッターでなされていた。(休止といいながら普通電車が走っている状態など)だれがこれをマネジメントしているのだ。

先の理由だけではないだろうと私は思った。
極度に減らされた人員。人員のダウンサイジング(人数も待遇も)された現場がその要因ではないだろうか。
今ラッシュ時でもホームに駅員を見ることは本当に少なくなった。視覚障害者などのホームからの転落事故も多い。

おそらく保守の要員もかつてより少なくなっているはず。とすれば、倒木1本を取り除くために人員を配するのに時間がかかっているのではと推測できる。

朝からとっくに雨は上がり晴れていたが、私の最寄りの駅の支線は、とうとう終日再開しなかった。

一昨年だったか台風で電車の運行状況がコロコロ変わるのにしびれを切らして、駅員に訪ねたことがあった。なぜと。しかし、別の部署で決められてくるので、どうしようもないんです、、自分たちもわかりません、となかば他人ごとのような口ぶりだった。

どこか自分の仕事として引き受けられていない、現場。
ホテルやテナント事業もいいだろう。豪華列車も素敵だ。
ただ、普通の列車を地味に普通に走らせる。この基本は忘れてほしくないと私はJRには思う。

自宅待機のまま1日。
体も体もシャッキとしないので、夕方室内プールに出かけた。
600メートルほど泳いでスッキリしてきた。
seventeenアイスだ




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