8月の読書〜39冊目「あなたの心を知りたい」


39冊目
河合隼雄『人の心はどこまでわかるか』講談社、2000年

かつて、河合先生の「こころの処方箋」を読んだことがあった。
それ以来の先生の著書。

対人支援的な要素のある仕事をしているせいもあって、心理状況をいつも推し量りながら人と接しているような気がする。
本著は心理療法の専門家たちとの質疑応答の形で進められているが、専門用語は少なく一般の人に読みやすい。

心に留め置きたいのは、人の心はわかる、とは思わないようにする、ということだ。
こう捉えるけれども、それはもしかしたら違うかも、、、そう思うだけで、自分の懐が深くなる感じがする。



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