【読書】大河的英国小説とファンタジーの5月

25冊目から27冊目までは、先日読んだ「大聖堂」の続編もの。
ケン・ウォレット『大聖堂果てしなき世界』(上、中、下)ソフトバンク文庫、2009年。

英国の宗教史を背景に語られる物語は、人間の変わらぬ愛憎と嫉妬が蠢いていて、大衆性を帯びていて一般に受けるのがよくわかる。分厚い本だったけれど3冊とも一気読み。

28冊目
再び上橋菜穂子さんの作品に戻って。
上橋菜穂子『蒼路の旅人』新潮文庫、2010年
29冊目
上橋菜穂子『流れ行く者』新潮文庫、2013年
用心棒稼業のバルサの武勇がかっこいい。
ハードボイルド的ファンタジー。 これでバルサシリーズは終了です。

30冊目
久しぶりに高田作品。
懐かしい少女小説風のタッチですが、中身の人物の描き方や筋書きはそんな単純ではない。続きが読みたい!
高田郁『あきない世傳 金と銀 奔流編』角川文庫、2017年

合計6冊の読書ライフでした。
ゆっくりペースです。

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