友人に誘われて伊丹市立美術館で開催されている「ニューヨークが生んだ伝説 写真家ソール・ライター展」を鑑賞してきました。
http://artmuseum-itami.jp/exhibit…/current_exhibition/13857/
今尚鮮烈な印象を与えるファッション誌などに掲載された商業写真は素晴らしいものでしたが、ソールは商業写真から何十年も遠ざかっていた間に撮った写真は、そこに親密さのフィルターがかかっていて濃密さとクールさが混在して魅力的でした。
ソール自身から見える世界(非常に親密な世界に限定された)がカメラを通してそっと提示された作品たちは、私たちを突き放しつつ、途方にくれる子どものようなあどけなさがあり、微笑ましさもありつつ、ドキッとさせるようなカットで訴えかけるものもあり、どれもこれも見ていて飽きない写真たちでした。
鏡、ガラス、フレーム、といったものを幾つも重ねて、向こうの向こうの向こう側の、こちらを映し出す手法は、私も真似してみたくなりました。
ソールはまた、格言めいた言葉も残しています。今日印象に残ったのは
The important thing in life is not what you get but what you throw out.(人生で大事なのは何を得たかじゃなく、何を捨てたかだ)
The important thing in life is not what you get but what you throw out.(人生で大事なのは何を得たかじゃなく、何を捨てたかだ)
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