【読書】少しペースアップ2018年最初の1ヶ月

2018年、再び読書のペースを上げようと考えています。
1月は3冊。

1冊目
塩田武士『罪の声』講談社、2016年
仕事場のボスに借りていたけれどハードカバーだったのでなかなか持ち歩けず置いていました。でもページをくり始めるとあっというまに引き込まれました。
未解決事件としては前代未聞の凶悪事件「グリコ森永事件」を題材に家族の人間模様を絡めたドラマ。すごく面白いし言葉の使い方、文章のリズムがとても良かった。元新聞記者だけあってディテールが丁寧に作り込まれています。他の作品も読んでみよう。
https://www.amazon.co.jp/%E7%BD%AA%E3%81%AE%E5%A3%B0-%E5%A1%A9%E7%94%B0-%E6%AD%A6%E5%A3%AB/dp/4062199831

2冊目
上橋菜穂子『鹿の王』角川文庫、2017年
昨年から読み始めたシリーズ。ようやく2冊目に取り掛かる。
これまでほとんど手にしたことのないファンタジー。世界のどこかにあるかもしれない、現実と夢想の世界を行ったり来たり。人間とは?そんなことを考えさせてくれる作品。

私を上回る読書家の妹と上橋さんの作品の話をしていたら、彼女は全書揃えているとのこと。一度読んだらもう読まないので送ってくれることになりました。
速攻届いたダンボールを開けると、、
上橋さんの作品以外にも合わせて30冊ほど詰め込まれていました。
思わず小躍りしました。一気に読書熱がアップしそうです。ありがとう、妹さま。

さて3冊目は活動仲間の友人から借りたもの。

小泉今日子『小泉放談』宝島社文庫、2017年

かの友人、もう目前に50代を迎えて体のこと心のこと、気持ちのこと、生き方のこと、改めて考えることが増えたとのこと。小泉今日子さんは私たちの世代のアイドルの1人ですが今もキラキラと生き生きとしかもかわいらしく生きている、アイコン。
彼女が雑誌に連載した、人生の先輩女性たちがどのように50歳を迎えたかを対談を収録している。
この本を読んで、50代がとても楽しみに感じるようになりました。
私も冒険しよう、素敵にいよう、そう背中を押してくれました。
うふふな一冊です。

今は、妹がくれた本の1冊目に取り掛かっています。
読書の幸せ満喫中。

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