【グルメ】東京からメンバー来神〜国際ギョーザ同好会

 創立してから4年ほどか。
突如として、SNS上に立ち上がった「国際ギョーザ同好会」。
不肖は私は、幹事長を仰せつかっている。
メンバーは北米、ハワイ、東京、関西と世界各地に散らばる、ギョーザ好き。
SNSのページ上で、手作りギョーザだの、ギョーザ食べ歩きだのが繰り広げられる。

時々、東京から東京支部長(幹事長代理だっけ?)がやって来て、中華の街、神戸で食べ歩きが展開される。

前回は2名の参加だったが、今回は有力関西メンバーが加わり、冬の神戸を食べあるいた。

今回は3軒。
1軒め。「餃子専門店古屋」。さあとドアを開けたら、オープンは30分のちだという。ならばと周辺のギョーザ屋さんを急遽検索。
「オレギョ」?
なんとえらそーな名称の店だが、ギョーザ専門店だとか。じゃあと古屋の前に前座としていっとくか。とのれんを潜る。
ふつうの、しそ、きのこ、水餃子のチョイス。
まず水餃子がサーブされた。コロンと小さくモチっとした皮が美味しい。
お次は焼きシリーズ。
いずれもなんとも小さいサイズ。大人の小指程度だ。
オシャレ感満点。味はもちろん文句ない。

さあ、そろそろ古屋もオープンだろと、移動。
店構えはビーチのギョーザ屋風。(そんなのあるのか?)
ここでも、ふつうの、しそ、水餃子、ネギギョーザをオーダー。
まず水餃子がサーブ。このパターンは先ほどと同じ。
偶然かというメンバーの議論があったが、次の店で実証することに。

この焼きギョーザも小さくて皮が薄い。乙女チックなギョーザだ。
レモンを絞るのもなんだか洒落てる。洒落てるギョーザが今は来てるのだろうか。
もちろんいずれも美味しい。ただ、甘いという感覚が全面にでる。甘め、乙女、オシャレ、この辺りが共通項だろうか。

じゃあもう一軒行くかと、あたりを見回すと、極めて正統派な中華料理店の看板にギョーザ、ラーメンと自慢げに電気が点っていた。
「楽園」
のれんを潜るとさっきのおしゃれなお店は客でひしめき合っていたのに、私たち以外客はいない。一瞬メンバーは躊躇したものの、腹を決めて椅子を引いた。

焼きギョーザ二人前と水餃子一人前。
さあとサーブされたのが、やっぱり水餃子だった。
お店のマダム(中国系の人)に尋ねると、すぐ茹で上がるから、とのこと。メンバー一同なるほどと頷く。
さて焼きギョーザの登場、、、。3名とも一瞬目が点になった。
あまりの巨大さ。
1個が羊羹なみの大きさ。それが7つで700円。食べきれるのか、、一瞬躊躇。
しかも先ほどのマダム、一口めはそのまま噛まないで中のスープを吸えと。
ほふほふしながら、ほうばると、先ほどのお上品なギョーザがぶっ飛ぶ、存在感。
まろやかな具材で、かつストレート。ガツンと頭を殴られた衝撃。
老舗だけれど、客もまばらな、正統派ギョーザに頭を垂れた三人でした。

ただひたすらギョーザとビールの会合、今回は3軒で終わり。

日本一高いというあすなろのツリーを腹ごなしがわりに見に行きながら国際ギョーザ同好会の会合は終了したのでした。

東京から出張でやってきた、料理の超うまい大手製薬会社のエリートOさん、関西の敏腕記者Mさん、また次回のアジェンダよろしく。





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