【読書】12月の読書

12月。
タイトに予定を詰め込んだ2017年、最高に密な一月でした。
本を読む暇がないかもと思っていましたが、2冊読めました。
38冊目は、
村上春樹『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』文芸春秋社、2013年。
ネパールへ出張に行った際、往復の機上で読了。
村上さんの作品はだいたい読んできたのですが、これはあまり読みたいとなぜか思わなかった作品。関空の書店で、なんとなく目について購入してみました。
主人公多崎が、沙羅とどうなるのか、、最後の結論のシーンがどっちか想像できない、、、という意味で、ちょっとスッキリしない感もありますが、途中のシーンは、私のデジャブみたいで泣けてきました。引き込まれる文体、プロット、まさに村上カラー。

39冊目は、
佐藤友亮『身体知性』朝日選書、2017年。
身体と情動と感情との関係について、なるほどと私自身の感覚と合わせて腹におちた。
身体からあるから情動→感情が生まれる。

再読したいと思ったし、合気道を始めようと決意した1冊。

これで2017年の読書は終わり。昨年の半数程度しか読めなかったけれど、質の良い読書ができました。
2018年いい本にたくさん出会いたいし、読んだ本の発見や喜びを人と共有したいと思います。
本があって、よかった。私の心を支えてくれます。



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