【徒然】討論合宿 in 鳴門市大毛島

ぽっかり空いた、貴重な土日の休み。

急に思い立って、知人であるジャーナリスト主催の合宿に参加してきました。
行き先は、鳴門市大毛島のゲストハウス「Uzushio」

福岡や東京、大阪から来た人たちと合流して明石大橋を渡り、淡路島を縦断し、鳴門大橋を渡ったすぐのところの大毛島に2時間ほどで到着。

ゲストハウスで荷物をおろしてすぐに、ゲストハウスのオーナー村上稔さんが内海の景色、夕日の美しい場所に連れていってくれました。
雲ひとつない空と海。言葉に尽くしがたい景色でした。

夜は、買って来た惣菜をつまみながら討論。
合宿のテーマは、「市民自治」で
衆議院解散とも重なり、生々しい議論に。知人のジャーナリストは、電話でそのまま東京のメディアの知人に声をかけたり、議員に探りを入れたり。

焦点は、住民投票の制度が地域で機能しているのに、国民投票には反対のリベラルも多いという問題に。リベラルのインテリは結局どこかで、有権者のバカにしているんだろうと。

ゲストハウスの村上さん自身も市議会議員を経て、今の移動スーパービジネスを興しているとのことで話を伺いました。(買い物難民の高齢者の家に、移動スーパーを走らせる)

こうしたコミュニティビジネス、なかなか成功するのが難しいケースが多いのですが、右肩上がりの売り上げとのことで、その理由を聞いてみました。
すると、丁寧なマーケティングとのこと。つまり高齢者宅を1軒1軒回ってニーズを聞いてくるということを繰り返し、地域の9割のマーケットニーズを把握したということでした。
あとはスーパーマーケットと共同すること。単独の仕入れだと売れ残りが出てコストになるから、、。などなど、お話は尽きなかったけれど、続きは村上さんの著書で。

翌朝は吉野川の第十堰まで見に行きました。
第十堰を守ろうと署名から住民投票まで市民が主体的に動いた有名な運動です。
水は透明で冷たく、江戸時代に敷かれたという美しい青い石が堰を作っています。
緑の藻が石に生え、夏にはあゆがそれを食む。
釣り人が糸を垂れている姿も見えます。
穏やかで美しい、光景に、足を水につけながら呆然としてしまいました。

必ず再訪しようと思います。
今度は釣りもしたい。(鳴門鯛が釣れるそうです)
ふと思い立って参加してみて、よかった。

ゲストハウスうずしお
https://www.uzushioguesthouse.com/

ゲストハウスの看板

ゲストハウスの自転車。鳴門市産とのことですがおしゃれ。
大毛島の内海


可動堰化を免れた吉野川第十堰

姫川雅義さんの著書

名麺堂のすだちうどん

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