【読書】行ったり来たり〜5月の読書

5月の読書は、さまよってる感じ。

藤沢好きですが、これは読んだことがなかった。
25、26冊目
藤沢周平『風の果て(上、下)』文春文庫、1988年
27冊目
藤沢周平『闇の歯車』講談社文庫、2005年
28冊目
原田マハ『さいはての彼女』角川文庫、2013年
主人公の女性たちに共感した。ロードストーリー。ハーレーに乗って北の大地の風を切りたくなった。
29冊目
池戸井潤『かばん屋の相続』文春文庫、2011年
全ての登場人物が際立つ。銀行の世界と人情を裏に、表に自在に描く。さすが池戸井さん。一気読み。1つマイナスなのは、女性の登場人物がありきたりで平凡になりがち。闊達に働く女性を主人公に描いて欲しいなあ。


思いきれたようで、思いきれなかった部分もある。小説を読みながら、のめり込みきることはできなかった感じです。

外の風は爽やかだけれど、今ひとつ靄がかかっていた気分の5月の読書は終了。

子どもの手のひらのような大きさのたんぽぽ

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