【徒然】パスポート

今月、ネパールに出張に行くことになった。

航空券を予約したのがつい先日。そういえば有効期限、もう少しあったとようなと思いつつ、昨夜ふと気になって久しぶりにパスポートを開いてみた。
「有効期間満了日 2017年1月17日」
すっかり期限が切れている!青くなった。更新にどれくらい日数がかかったっけ、そんなこともすっかり忘れてしまった。なにせ前回の更新が10年前。
慌てて、写真を用意し、仕事のアポで一旦事務所に戻って、再び戸籍抄本を取りに行ってその足で旅券事務所へ。
閉所時間ギリギリ間に合い、申請完了。6日間でできるとのことでホッと胸をなでおろした。

古いパスポートを開いてみた。
ハンコが少ない。この10年間仕事で休みが取りにくく、あまり海外に行けなかった。

韓国、フランス、ラオス、ネパール、台湾、デンしただけの中国

韓国ではアカスリのお姉さんのツルツルお肌にびっくりしたこと、宮廷料理が美味しかったこと、フランスでは見るもの全てが絵になっていて感動したこと、カルチェラタンで美大生を気取って散歩したこと、まるでパリジェンヌのようにカフェでお茶を気取ったこと、ラオスでは世界遺産の街ルアンパバーンの世界に圧倒されたこと僧侶たちの朝の托鉢行列に無心の祈りを感じたこと、ラオス料理が美味しかったこと、台湾では大学時代の友人たちに20年ぶりに会えたこと、、。出張で訪れたネパールはインフラの貧しさに驚くとともに、貧困の深刻さも切実に感じたこと、お腹を壊してしまったこと、、。

海外は日本社会の「じょーしき」が通じない。
非日常の世界でいかに楽しめるか。発見、出会い、驚き、裏の世界、、人のやさしさ、、そんなものをリアルに感じることができ、世界が多様な価値観と生き方で溢れていることを知ることができる。ネットでも写真や動画を見ることはできる。だけれど、現地の街の匂いや、人々の佇まい、見知らぬ人への笑顔、とともに、サバイバルが体験できるなんて旅以外にないと思う。エキサイティングこの上ない楽しみを体験できる。
準備も大変だし、搭乗も今や結構手間である。
だけどそれを超えてワクワクできる瞬間を味わえる。
今回は仕事だけれど、精一杯ミッションを果たして、新たな発見や楽しみを見つけてきたい。

渡航の頃には私ももう少し元気になっているかな。ファイト!私。

10年前の私。ぽわんとした顔。

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