【NPO】障害福祉のNPOの難しさ

風が強い一日です。夜更けてますます強くなっているみたい。

今日は夕方から精神障害者の支援活動を展開する「(特活)すまみらい」の理事会でした。
私は今年度から理事をお引き受けしていますが、この分野、もっといえば障害者関連のことはまだまだ知らないことが多いです。
主に組織運営の面からの助言などを期待されて理事就任を依頼されましたが、分野が違うと組織運営の考えかたも異なる視点が必要です。
障害福祉の分野はどうしても制度との兼ね合い、あるいは交渉的な戦略が求められます。NPOは運動でもありますが、ある意味で制度を補完する立場でもあります。だからこそ、行政(制度)側との折り合いや、かいくぐりみたいな戦術もとったりします。

今日は年度末なので、おもに財政関連の問題を審議し、比較的安定していてホッと。これもスタッフの力によるものでしょう。

今日の話題の中で、成年後見制度の話に考えさせらせました。特に親族か成年後見になった場合、本人に支援者(NPOなど)がアプローチするのを嫌がる傾向があるとのこと。本人の年金を使い込む例は(グレーゾーンも含め)、圧倒的に親族が多いとのことで、愕然とします。
親族は無条件で本人を保護し人権を尊重するはず、というのは幻想に過ぎません。
親でも本人の意思、人権に敬意を払うということについて改めて引き受けていただく必要があると切に思いました。

私もよりよい組織運営につながるよう微力ながらお手伝いしたいと思います。

コメント