【仕事】周縁に置かれる問題

今日はトリプルヘッダー、という言葉があるのかどうかわからないけれど。

午後一番は自分が企画したSNSを使った広報に関する講座。講師ではなく裏方なので段取りさえ整えば簡単。
ただ新しい企画なのでニーズにあっているか、経験のまだ浅い講師なので参加者に伝わる内容になるかどうか、観察は怠らない。やっている最中はもう次のことを考える。参加者のフォローをどうするか、来年度はどう改善するか、など、頭の中を駆け巡る。

講座が終わるやいなや、事務所を飛び出し、外国人児童のキャリアアップ支援事業を行う「レインボー芦屋基金」の委員会に出席。中学3年生の外国人児童の進学状況が思わしくないとの報告を受けたが、当該地域の競争率の高さも一つの要因と伺える。これは外的な問題なのでこちら側から動かすことが難しい。特に社会と国語、数学が足を極端に引っ張っているらしい。学校外でボランティアグループができることの限界を切に感じる。何ができるのだろか、、。

委員会を飛び出して、某団地の地域住民、主に独居高齢者の居場所づくりについてのミーティングに参加。元和食料理人のMさん、団地の元気おばあちゃんHさん、ハキハキした明るい女性のIさん、そして自治会長のNさん。思ったよりも明るい雰囲気で、聞いていた孤独死、貧困、ゴミ屋敷の印象よりも、地域の頑張れる人々が奔走している様子が感じられてホッと。断絶されがちな高齢者施設だけでなく病院も団地住民と繋がってお祭りなどイベントが開催されているそうだ。外部からの支援もつなぎながら地元の人々を励ましていく仕掛けを考えてたい。ミーティングが終わると20時過ぎ。ホッと一息。

最後の2つの仕事は、社会のメインストリームからすれば、周縁に置かれている問題にも思える。安倍首相のほざきも、トランプ大統領の咆哮さえも、蚊のくしゃみすらなるだろうか。

真っ暗な海辺の道でポツンとバスを待っているとくしゃみが出そうになった。
まだまだ風は冷たく、寒い。
土曜日の夜、楽しく暖かい時間を過ごしている人もいるんだろうな、、と思いながら。


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