【旅】雪国へちょこっとドライブ

建国記念日。
2日ほど前から兵庫県北部は記録的な積雪量で、普通タイヤで行けるかどうか迷いましたが、思い切って丹波へドライブ。

向かう先は「丹波年輪の里」。１時間半ほどで無事に到着。目的は、木工作家の友人やジャズオルガニストの仲間が出演するイベントを聞きにいくため。

ちょっと早めに到着したので、誰も人がいないので、いい年して雪が舞うなか、雪だるまをつくってみました。瞬く間に大きくなりますが、歪だし、ドロドロ。雪のなかポツンと立たせて写真。ちょっと寂しいかな。
古楽器の演奏会はとても柔らかな音に包まれて、素敵な時間でした。ポルタティフオルガン、トラヴェルソ（横笛）、歌によるトリオの演奏。木工作家の小泉匡さんは中世のポルタティフオルガンを絵から再現して作り出した人。優しい作品づくりが特徴です。人柄が滲みでた楽器になっていました。
演奏もすばらしく、人の息遣いがそのまま音になって体に届きました。ちょっと疲れぎみだった私の心もほわっと穏やかな気分に。素敵な時間をありがとう。
帰りぎわ、ふと広場で少年２人がストリートダンスの練習をしていました。凍えるような寒さのなか、軽装でくるくる踊る二人。とても素敵なシーンだったのでこっそりぱちり。いいなあ。私も少年になりたい。

帰り道、体を温めようとお気に入りの温泉「ゆぴか」（小野市）へ。寒いせいか、家族づれでとても混んでいました。私は雪を舞う空を見ながら露天風呂でぼーっと。体が温まるとすっと涙が出てきたりして。柔らかい湯気が頭をすっと撫でて慰めてくれたようです。

一人でドライブ。今度はもっと遠出してみよう。どこへ行こうか。