【ジャズ】弾き語りビギナーレッスン中: Fly me to the moon

今年初めてのジャズライブで、初弾き語りを披露したことをブログで書きました。
弾き語りは10年来の夢で、いつか一人で1ステージすることができたら、と思ってたのです。
今レッスンしているのはAll of meです。
また成果を披露します。

ところで、先般のライブでの
Fly me to the moon
スローの4ビートで音数最低限に絞って、演奏しました。
非常に落ち着いて演奏できたのが良かったようです。ピアノの響きを最大に生かして、歌詞の言葉と対話するようになめらかさを心がけました。初披露にもかかわらずその日のライブで一番良かったとの評価でした。
実は歌だけの時は、ダイアナ・クラールのこのスウィング感のイメージで歌っていました。これもカッコいいバージョンでお気に入り。
https://youtu.be/-b8brVSAAQA

なぜこの曲を最初に選んだかというと、もっともお客様のリクエストが多いナンバーだからなのです。
原曲はワルツですが、ジャズでは4ビートで演奏されることがほとんど。
人気の理由はコード進行もシンプルでメロディが美しいゆえかもしれません。

でも歌詞の内容は、決してハッピーではありません。
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私を月に連れて行ってほしい。
そして星々の間で戯れさせてほしい。
木星や火星の春ってどんな感じなのか見せてほしい。

でも言い換えるとね、手を繋いでほしい。
言い換えるとね、キスしてほしい。
私の心を歌でいっぱいにしてほしい。そして永遠に歌っていさせて。
あなたは私が全身全霊で讃え憧れた人。
言い換えるとね、私には誠実でいてほしい。
言い換えるとね、愛してる。
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こんな曲です
「言い換えるとね、手を繋いでほしい」
切ないですね。この気持ちはこの立場にならないとわからないと思います。
誰しもこんな思いをしたことがあるのかもしれません。
だから人気の曲なのかもしれません。

そうなにもいらない。ただ手を繋いでほしい。
いつの間にか手を握ってくれなくなった、と気づいたとき、相手の気持ちは離れていってるのでしょうね。

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