【食】ある休日、食事をつくる

急遽予定がなくなった。
でなければいけなかった会議は、仲間が代わってでてくれることになった。
会う予定だった人は、体の調子を崩して叶わなくなった。いきなり予定なしの2.5連休。

俄然料理したくなった。
土曜日の朝、フレンチトースト。割と定番メニュー。カフェオレと野菜ジュース、グラノーラ入りのヨーグルト。りんごひとかけ。
昼ごはんは弟くんが奢ってくれるというので、隣町の蕎麦屋さん「道林」で鴨そばととろろごはん。
夜ご飯はハンバーグ。大根おろしソースが美味しかった。そして、自家製のかぼちゃでカロチンたっぷり濃厚スープ。少しの赤ワインと。

人間は食べたものでできてる。

だから何をどのように食べたか、で細胞の形成が左右される、といっても過言ではない。もちろんDNAのプログラムによる部分も少なくないだろうが、多くは生活習慣や環境によって心身の健康さは異なってくると思う。

基本的にはあまり神経質にはならないようにしている。なんとかダイエットも一切しない。自分の体が必要としているものを摂る。食べられないものもある。例えば、バナナはアレルギー反応がでる。なぜか目玉焼きも時々お腹にくる。そうした若干のものを除けば、大抵美味しく食べられる。幸いなり。作るのも好き。自分のためだけにはなかなか時間とエネルギーをかけて作りたいと思いにくいけれど、食べてくれる誰かがいると喜んで作りたくなる。

幸いにも母が手作り派だった。だいたい手作り。だからそういう感覚も身についているのだと思う。感謝。

孤食という言葉がある。独居高齢者、ひとり親家庭の子ども、一人暮らしの若者や、仲間とお弁当が食べられない勤め人など、、、。寂しい一人の食事は同じメニューでも味わいや栄養摂取の度合い、精神的満足が異なると思う。何をいつ誰とどのように食べるのか。最低限度の食事ができる時代になって、新たな社会的な問題となっている。

いつまで家族とこうして食べられるのか。私も孤食の高齢者になるかも知れない。一人も楽しい、一人も素敵だ、けれどたまには仲間とともにというのも楽しめるシニアライフを送りたい。


午前中に散歩に出かけた平荘湖でカモに餌を期待されたが、、

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