【徒然】22回目の1.17

「1.17を忘れない」ということの意味を改めて確かめる。

あの朝、激しい揺れで思わず大声で「布団に頭入れて」と隣で寝ている妹に叫んだこと、昨日のことのように蘇る。いつも備えるということ。

失われた人に、失った人の悲しみに、寄り添うこと。未だに忘れられないことを、忘れてしまいそうになる人のことを思いやること。

自然の変化は避けられないけれど、被害は少なくすることができること。

自然はとても厳しい。私たちが思う以上に。

私にできることを考える。私の周りにいてくれる人を大切にすること。自分を大切にすること。

あれ以来、というよりもあれより前も、多くの人が不意の災害で命を失い、家族を、大切な人を失ってきている。でも、それに対する想像力を、私は失わない。

そして、本当は何が大切ななのか、私は見失わない。

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